ガンダム妖魔烈伝 朱雀のν 





四神の鎧のひとつ「朱雀の鎧」を持つ戦士「朱雀のν」は、妖魔を滅するため旅に出る。
道中で同じく四神の鎧を持つ戦士「玄武のZZ」「蒼龍のZ」を仲間に加えたνだが、彼らの前に
謎の強敵「アレックス」が現れる。
アレックスはZを捕らえると、Zにしか扱えないはずの蒼龍の鎧を纏ってν達に襲い掛かった!

  
                             <<製作>>
材料:BB戦士No.208「νガンダム(HWS仕様)」、プラ板、パテ

「ガンダム妖魔烈伝(作:友杉達也)」は、90年代初頭にバンダイから発行されていた「SDクラブ」
という雑誌に連載されていた漫画です。
「SDクラブ」はその名の通り、SDガンダムを中心に、ガンダムやカードダスなどの情報や漫画を
扱っていました。有名なところでは大河原邦夫先生による「M-MSV」(アクアジムや量産型νガンダム
といったデザインの初出)や、「ZZ」の後の時代、カイ・シデンがビーチャらシャングリラの少年達と共に
ヤザンの隠したある物を探すというストーリーの漫画「英雄伝説」など、ガンダムファンにとっては
知る人ぞ知る雑誌だったのですが、20号まで出たところで突然休刊になってしまいました。
20号には21号の予告や、21号からの新連載漫画の紹介記事などもあったのですが・・・。
このあたりの真相は今も謎です。

さて、なんでこんなマイナーな雑誌のマイナーなキャラを立体化したのかというと、私はなぜかこの
雑誌の20巻だけを持っているのです(死)1話分しかないとはいえ「妖魔烈伝」は結構面白く、
「朱雀のν」というキャラもかっこよくて好きだったのですが(SDクラブ誌上のキット化希望アンケート
にも名前が挙がっていました)、今となっては立体化される可能性はほぼないので、それなら
(結構簡単にできそうだし)自分がやってみよう!と思い立ったのです。

で、早速BB戦士のνガンダムを買ってきたのですが、漫画のコマから形状を調べて改造するのは
なかなか大変でした。「ふたば☆ちゃんねる」で私の持っていない画像を貼ってもらったおかげで、
形状や色を知ることが出来たのは幸運でした。あのとき貼ってくれた人ありがとうございます。

製作としては元キットの可動を活かしつつ、パテやプラ板で形状を変更しています。
頭部は耳?のトゲトゲなどをパテで作りました。角についている赤い宝珠のようなものは、「関節技」
のボール部分を切り取ったものです(死)
胴体は胸の鳥の顔のようなものをパテで作ったほか、各部をプラ板などで形作りました。
腕部も同様です、肩のデザインは後から調べると漫画のデザインと若干形状が違っていました。
ここはリサーチ不足でした・・。
脚はツメをパテで作っただけ、後ろの翼はプラ板で作ったものをボールジョイントで動くようにして
あります。ファンネルもプラ板です。ここはデザインどおりにしたつもりなのですがなんか立体感が
乏しい感じになってしまいました。
塗装は最初カラー画稿がなかったので、「朱雀」ってくらいだから赤系統かな?と思ってたのですが
前述のとおり貼ってもらった画像のおかげで配色が分かったので、それに忠実なものにしました。
翼の色のせいかちょっと大将軍っぽいですね。

SDガンダムの改造は初めてでしたが、割とうまく行ってよかったです。
この作品も「ふたば☆ちゃんねる」の模型裏板に投稿させていただきました。
いつのまにかどっかのブログにも転載されてましたが・・。





刀を構えたポーズ 



正面 



側面



後ろ。尾羽?も無駄に可動します


 
貼ってもらった画像。これのおかげでデザインや色が把握できました。
(問題があったら消します)



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