ティターンズ 汎用量産型モビルスーツ
RMS-156 グリフォン







クチャクチャとガムを噛みながら、ハイウェイスターをBGMに戦場を踊り狂うドルク中尉 でおなじみの
グリフォンです。ドルク注意を知らない方のために説明しますと、近藤和久先生のコミカライズ版
『機動戦士Zガンダム』終盤に登場するオリジナルキャラで、グリフォンを駆ってメールシュトローム作戦に
参戦。いつの間にか出てこなくなったヤザンの代わりにエマのガンダムMk2、カツのGディフェンサーと
交戦し、ウミヘビ攻撃でカツを撃墜するが自分もエマに撃墜される・・という役どころです。
濃いキャラデザと、オリキャラにも関わらず数ページに渡りハイウェイスターの歌詞をバックに踊りながら
戦うという特異な活躍で、知る人ぞ知る人気キャラとなっている(?)のです。

そんなドルク中尉の愛機であるグリフォンは、グリプス戦争も後期になり性能がついてこなくなった
マラサイを、バーザムの技術を用いてアップグレードし、性能アップを果たした機体…という設定で、
ガンダム顔のマラサイという感じでなかなかカッコいい機体なのであります。

以前からちょっとずつ作っていたのですが、タイ転勤が決まりそのまま日本でお留守番、そして2020年、
ようやく日本に帰ってきてようやく数年越しの制作再開、完成と相成りました。

ベースは旧キットのマラサイで、なーんか全体的にタルーいマラサイをカッコよく&可動化、さらに
マンガのイメージに近づけることを目標として制作しています。
まず頭部はヘルメット部分にプラ板を継ぎ足してフェイスガードを作り、顔は何ガンダムか忘れましたが
ジャンクパーツから流用して作りました。コブみたいな部分はパテ、アンテナはディテールアップパーツです。
胴体はなんかデブいので、一旦ブロックごとにバラして削り、角度を変えて接着しなおして形を整えました。
腰には可動を仕込み、また腰のパイプは昔のMGザクみたいに骨組み(針金)、スプリング、プラパイプの
3重構造にしています。プラ棒とプラ板で腰ブロックを作り、前スカートはとがった部分を継ぎ足し、
サイドスカートは切り離して可動に、そして後ろスカートはプラ板をはさんで延長しています。
腕は両方スパイクアーマーにして(20年前に作ったマラサイからパクりました・・。)スパイクの根元を太く
してカッコよく(?)。上腕は回転軸をプラ可動にして、肘関節は元キットのまま。手はビルダーズパーツです。
足は太ももとスネを合わせてかなり延長、膝関節は二重関節にしてあります。すね、ふくらはぎはだいぶ
やすりがけして段差を見えないようにしたつもりだったのですが、それでも段差が残ってしまいました。
無念・・。
足は接着面で幅詰め&つま先をプラ板で延長。足首関節はボールジョイントに変更しました。
バックパックはキットのタンクみたいな部分をベースにプラ板でそれっぽく。すこし小さめになってしまいました。
武器は元のライフルをベースに、マンガに出てくるモノをなんとか再現しました。他のネット上の作例でも
ライフル作ってる人はいなかったのでひそかな自慢(?)です。
あとはマンガには出てきませんがシールドを作成。腕に装着できるようにしました。

塗装ですが、マンガは白黒で色がわからなかったので、マラサイと同じような色分けにしてみました。
オレンジはブラウンに変えて彩度は落としています。

そんなこんなで数年越しに完成の目を見た帰国後第一号作品でした。しかし帰国してプラモ作り放題!
かと思いきや小さい子供がいるのでそういうわけにも行かず、なかなか次回作を作る気力&体力がありません・・。

この作品はふたば☆ちゃんねるの模型裏にも投稿させていただきました。











ゴォォォ
―ドルク中尉、アクシズの奴らに会ったらどうするんでェ
クチャクチャ バッキャロウ!アクシズだろうがエゥーゴだろうが
かったぱしからやっちまえばええんや! クチャクチャ



(ビームをかわしながら)どけどけ!エゥーゴのくそったれども!



エマ「なに?あのモビルスーツ、戦いながら踊ってる!?」




 
Other Modelingへ戻る





inserted by FC2 system